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わんこ6匹になる [うちのわんこの物語]

ブウ、アカハナ、プリン、ゴン・モモにトトが加わり、わんこが6匹になったお話。

あかはな のところですこし触れたが、あかはなやそのお母さんの飼い主さんはあまり良い飼い主さんではなかった。

2001年10月頃、あかはなのお母さんがまた仔犬を産んだ。

その中にいたのが、トト。

避妊手術をされておらず、半年ごとに仔犬を産んでいたお母さんは余裕がなかったのであろう、クリスマスの頃にはトトはもうお母さんのおっぱいどころか、近づくことすら許されず、エサを自分で探す野良状態。

トトのウンチが草の実ばかりで、普通なら食べないであろうはずなのに、本当に可哀相だった。

しかし飼い主さんがいるので、勝手に連れてくるわけにもいかず、家のわんこ達の暢気な様子と比べ、心を痛めていた。

   お正月くらいのトト
      ↓ ↓ ↓
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そして、年が明けて1月半ば・・・  私たちは見てしまった。
飼い主さんの家に保健所の檻が入れられ、生後3か月だがもっと体の小さいトトが檻にかかっているのを。

あかはなが捕まった のと同じ。

私としげでトトを檻から出し、連れて帰った。

ご飯をたっぷり食べさせ、夜は一緒に布団で眠り、昼間はあかはなに世話をしてもらった。

うちのわんこが6匹になった。

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 ↑ ↑ ↑
 うちにきて2カ月くらいのトト、本当に目が優しい。



小さい頃の野良生活が、トトの性格に小さくない影響があったようで、家で育てたブウ・プリン・ゴン・モモとちょっと違う。

我先に!の他の子の後で、なでてもらうのをそーっと待っていたり、

他の子がおやつを手もかじらんばかりでもらっていくのに、トトは優しくそっと咥えていく。

初めて食べるものはみんなが食べているのを見てから食べる、など。


本当にトトは大事に大事にしてやりたい。

世の中のわんこ達がみんな幸せでいられますように。

タグ:わんこ
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モモ [うちのわんこの物語]

ゴンモモ仔犬時代の話。

生まれて2~3ヶ月くらいの頃、仔犬達を里子に出すことにした。ペットショップの掲示板と獣医さんにポスターを貼らせてもらうと、かわいい盛りのわんこ達なので、すぐに連絡が来る。

そのたび、どれがいいか見て選んでもらうのだが、毎度のことながら心が痛んだ。

気に入ってもらうのはすごく嬉しい、でも 『 気に入ってもらう = 新しい飼い主さん決まる → 別れ 』 なので、みてもらうときの心境はとても複雑。


結局オス犬2匹がもらわれ、ゴンモモが残った。
生後3ヶ月を過ぎた頃、もう1回わんこが欲しいと連絡を受け、その結果、モモが新しい飼い主さんの所へ。



しかし、モモは帰ってきた。

新しい飼い主さんの家で、一晩キューキュー鳴きつづけ、すっかり心を痛めた飼い主さんが返しにきたのであった。

もう少ししたら慣れたのかもしれないが、仔犬を選んでもらいお別れすることに疲れてしまった私達は、戻ってきたモモとずっと一緒にいることにした。3ヶ月ですっかり情がうつってしまったこともあり、もちろん残っていたゴンも一緒で。 


これでうちのわんこは、ブウ・あかはな・プリン・ゴン・モモと5匹になったのであった。

仔犬時代のモモ
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ゴン
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ポーさん【2】 [うちのわんこの物語]

「ポー」という名前はしげの家で代々飼っていたわんこにつけていた名前で、
そこにポーさんの賢さに対する私たちの尊敬と、飄々として自由な姿に「寅さん」を重ね合わせてか、いつの間にか彼を「ポーさん」と呼ぶようになった。

ポーさんの姿といえば、
春の日に、実った小麦のきらきらひかる畑に上からピョンとダイブする軽やかな姿、
凍えるような寒い日に小川で泳ぎ、水の中から首をチョンと出しているさま、
散歩に付いてはきても帰るところは別、途中でいなくなるところ、
何故だか大嫌いな白い軽トラックをワンワンいいながら追いかける姿が思い浮かぶ。

そして、ポーさんはゴンモモ姉妹の父である。
2匹のちょっと悪賢い目つきや、モモの太い鼻っ柱がポーさんの面影をのこしている。
ポーさんの写真はのこっていないが、ゴンモモと一緒に生まれた兄弟犬(茶色オス)がポーさんによく似ていたと思う。

こんな感じ↓  ↓   ↓
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ポーさんは、2001年秋、いつものように軽トラを追いかけている所を事故に遭い、あっけなく死んでしまった。
私たちにとって忘れられない、わんこである。





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ポーさん【1】 [うちのわんこの物語]

ポーさんのこと。

 1999年春、野良犬の親子がいた。田んぼにポツンと建った給水塔?の敷地の中で、母犬が仔犬二匹を育てていた。人目につかないよう、母犬は大変慎重だったが、ある日保健所のひとに仔犬一匹と一緒に捕まってしまった。一匹残された仔犬はさらに慎重になり、人間は信用せず、姿を見ると隠れ、何もないところで一匹生きていた。
とても頭のいい犬で、何度も保健所のひとが来たが、とうとう捕まることはなかった。

 親子でいた頃から、しげが車で家に帰るときに何度か見かけて、気にしていた犬。一匹になってしまって、何とか飼うことが出来ないものかと、おやつを持っていっても、離れるまで出てこない。何度かごはんやおやつをあげて、近くで食べるようになっても、手の届く範囲には来ない。根気強く餌付けして、なんとかねぐらをしげの家の近くの雑木林まで持ってくることが出来た。しかし、野良犬として生きる方法を選んだ犬のようで、ここまで限界、飼うことは出来なかった。

 その後、しげの家にブウがやってきた。
気ままなポーさんはブウに興味があるらしく、散歩をはじめるとどこからともなくやってきて、つかず離れずついて来た。ブウはちょっと年上のポーさんを「頼れる兄貴」と思っているのか、ポーさんのやることをよく真似した。今、側溝に入って水浴びをするのが大好きだが、これはポーさんに教えてもらったことである。


側溝の中を歩くブウ→1660167


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あかはな母さんの引越し [うちのわんこの物語]

前の話より少しさかのぼり、
プリン・パンチが生まれたての仔犬だったころの話。

仔犬達が生まれたのは、物置小屋の中。
開けっ放しの小屋の入り口近く、毛布の上にあかはなと仔犬が4匹。

生まれて2週間ほど、目が開いたばかりでよちよちコロコロ動き回る4匹・・・
梅雨に入り、物置小屋の入り口は雨[雨]が入る・・・


あかはな母さんは引越しを決めた。
新しい住処は、家の入り口付近、昔風でいうと土間に当たる所。

雨の降る中、1匹ずつ、首を咥えてやってきた。

そこには、兄犬のブウも住んでいて、
ブウちゃんは妹わんこ達が気になるが、近寄るとあかはな母さんに吠えられて[雷]、小さくなって暮らしたそうな[もうやだ~(悲しい顔)]

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わんこいりませんか? [うちのわんこの物語]

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あかはなの産んだ仔犬はメス4匹。
全部はちょっと飼えないと、飼い主さん探しをはじめた。
ホームセンターの里親探しの掲示板に写真を貼らせてもらったり、ネットの里親探しに登録したり。

結局ホームセンターの掲示板で3匹の行き先が決まった。
そのうち2匹はご近所さん同士。

このうちの1匹の飼い主さんは特にかわいがってくださったようで、時々近況報告や写真をみせてもらった。
名前はパンチ。娘さんには妹として可愛がっていただいた。
パンチの話はいずれまたまとめたいと思う。


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↑は里子に出る日の写真。私としげとで手作りバンダナをお揃いでぬってみた。


で、1匹残った子はというと、すっかり情がうつって可愛くなってしまい、プリンと名づけ
2匹も3匹も一緒の事とブウ&あかはなと3匹で飼うことになった。

7歳の誕生日のプリン
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あかはな、うちの子になる [うちのわんこの物語]

2000年10月、あかはなが保健所に連れて行かれた。

飼い主さんが、保健所に連絡したらしい。
あかはなをはじめとする仔犬たちがすっかり大きくなって、手に負えなくなったからだ。

批判はしたくないが、最悪の飼いかただと思う。あかはなの母犬は半年ごとに仔犬を生み、ガリガリにやせていた。
この後、母犬は病気で死んでしまい、あかはなの姉妹犬が残った。
しかし、散歩もろくにしてもらっていないようだし、洗ってもらってもいない様子で、黒かった鼻はなぜか真っ白に・・・
ここ2年ほど見に行っていないが、元気だろうか?


考えると心が痛むが、いま手許にいるわんこ達を大事にすることで、責任を全うしようと思う。

 

愛護センターに連れて行かれたあかはなをしげと二人で迎えに行った。ブウと一緒に飼おうと。

あと2日の命だった。
あかはなと一緒に連れて行かれた犬は、さわることができず、連れていけなかった。

帰りの道のりは大変だった。今だと笑い話になるが、後部座席でオシッコとウンチとゲロ全部してくれた・・・
2時間弱の長旅を終え、あかはなはうちの子になった。
ブウとお互い覚えているのかいないのか、喧嘩もせず、特に仲良くも無く、2匹は一緒に暮らすことになる。

しかし、2匹の生活は2日で終わった。
あかはなが仔犬を4匹生んだのだ。分かってはいたが、こんなにすぐ生まれるとは・・・私達は5匹の命を救ったこととなる。
このとき生まれた仔犬の1匹がプリン。

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あかはな・・・今より痩せててキツイ顔をしてる。

昨日のあかはなとブウ
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ブウ [うちのわんこの物語]

ブウ[犬]のこと。
 
 2000年3月、アカハナが仔犬を生んだようだ。ちょうどその時、しげの家では飼っている犬がいなかった為、飼い主さんに「一番ぶさいくな奴でいいですから、一匹ください。」と頼んでおいた。
 
 4月に入る頃、いままで姿を見せなかった、アカハナの仔犬が縁の下から顔を出した。
どうやら、1匹しかいないようだ。1匹しか育たなかったのだろうか・・・。
だが、その姿は衝撃的だった[どんっ(衝撃)]

 真っ白な体、焦点の合わない青い目、壁に打ち受けたようなペチャンコの顔、極めつけは梅干のような真っ赤な鼻・・・。
「一番ぶさいく・・・」を後悔した[雨]
 
 その後、4月の15日ブウを連れて行くことにした。
本当はもっと母犬と一緒にいさせてやりたかったが、ブウがそこら辺をペタンペタン走り回るようになり、近くの車通りの多い道路に出てしまいそうだった。それまでも田んぼに転げ落ちたり、危ない目にあっているので、もうこれ以上はと思った。

 ブウは姿のみでなく、迷犬である。かしこい犬ではない。むしろおばかさんの方だ。けれど、愛すべきおばかさんなのだ。こんな犬にはそうそう出会えない。
 
 ブウの誕生日は、アカハナが姿を消した日から考えて、2000年2月29日と考えられる。
 
 この半年後、ブウとアカハナは再び出会い、縁あって一緒に暮らすこととなる。
写真はブウ仔犬時代。梅干犬からウサギ犬になった頃。
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この後、おもいっきり顔の濃い犬に。
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あかはな [うちのわんこの物語]

1999年12月、愛知県のT村で初めて会った。

転職したばかりで、職場のイザコザや慣れない仕事でちょっと戸惑っていた時期だった。
彼女は、職場の駐車場を貸してくれているお家の犬で、半野良状態でいつもお腹をすかせている様子のわんこ。
そこのお家は飼っている犬に避妊をせず、しょっちゅう子犬が生まれては、車に轢かれたり、いなくなったり(今となっては捨てていたんだと思う)、保健所に連れて行かせたりしていた。
彼女も全く可愛がられてはおらず、エサももらっていなかった。

出会った頃は、手をなめたり、お菓子をあげたりすると、うれしそうにしているけれど、撫でようとして頭に手をかざすと、逃げていってしまうおかしな所があった。おそらく、人が手をかざしたら叩かれると感じてしまっていたんだと思う。

毎日、車を停めようとすると出てきて歓迎してくれていた。歓迎のあまり、車のドアをがりがりされた事もあったけど、初めて仲良くなれたわんこだった。帰りは車の通る道を渡り、迎えに来てくれた。

また続きは記録していきたいと思うけれど、それから色々あって、今はうちのお隣さん「あかはな家」の長として君臨。

おそらく10歳を超えているあろう彼女は、半野良犬時代の鋭い目つきは消え、のほほんとしたかわいい顔になった。

最近少し足をひきずるようにする時があるのが、気掛かり・・・

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